こんにちは。安城市のヨガインストラクター さきです。
今日はお茶のはなし その4。
TULSIトゥルシーを取り上げたいと思います!
概要
産地:アジア・オーストラリアの熱帯地域
学名:Ocimum tenuiflorum
英名holy basil ホーリーバジル、ヒンディー語でtulsi トゥルシー、和名は神目箒 カミメボウキ。
和名もあるとは知りませんでした!
由来は水につけた種がプニプニになりそれで目のゴミをとったことから。神様の目もキレイにしてくれるということ?
たくさん種類があるそうで、ラクシュミー・トゥルシーやクリシュナ・トゥルシーなど。ネーミングからしてヒンドゥーの神様たちの逸話に出てきそうです(詳しいお話はわかりませんが、実際そんな神話があるそうです)
バジルというだけあり、パスタやサラダで使われるスウィートバジルとはお仲間ですが、生ではタイ料理に使われることが多いそうです。ガパオライスのバジルはホーリーバジルなんですね。
馴染みのあるバジルと同様、サラダにも使ってもいいそうです。
植物分類:シソ科メボウキ属
期待される効果:アダプトゲンの一種です。
アダプトゲンとは抗ストレス作用がある天然ハーブのこと。
①無害であること、②ストレス因子に対して抵抗力を高めること、③生理機能を正常化すること、の3点が定義されています。
トゥルシー以外にも、アシュワガンダ・冬虫夏草・高麗人参・甘草・マカなどがあります。アーユルヴェーダや漢方で伝統的に使われていたものがほとんどだそうです。
カフェインの有無:なし
「不老不死の薬」「滋養の霊宝」「ハーブの女王」などすごいワードで語られるトゥルシー。さまざまな効能がもたらされることがわかっています。
※ただし、あくまでも天然ハーブの世界のはなし。効果には個人差があり、効果があるかどうかは、それぞれの感性に委ねられる面があると考えています。実際、うちの家人は飲んでもよくわからん、と言ってました。
抗ストレス(ストレスホルモンを抑制)、免疫力の向上、呼吸への作用、血糖値や血圧にも効果があり、まだまだあげ足りないほどの効果効能をもったハーブです。
アーユルヴェーダのお医者様によって、新型コロナの後遺症にも効果が見られるという報告をされていました。(上にも書きましたが、もちろん個人差はあると思いますが)
ここ3〜4年飲み続けていますが、お茶パックを購入してばかり。そろそろ自宅で栽培したいと考えています。次の種まきシーズンにはチャレンジしたいと考えています!
目標は生葉でお茶を淹れること!
飲み方
わたしは主にORGANIC INDIAのパックを愛用しています。
パッケージを開けるときにフワッと感じる香りが大好きです。
飲み方は、一般のティーバッグと同じ様にカップにいれて熱湯を注いでます。最近はよく持ち歩きするので、ボトルにお湯の場合も。
冬はあつあつで、夏は冷やして飲むのもいいですよ!
ミルクを入れたり、砂糖を加えることはやったことがありません。
ストレートでいいかな、と思える味です。
そこは個人の好みも分かれるので、最初はパッケージに記載されているやり方に従って、そこから自分好みに調節していくのがいいでしょう。個人的には、好みにいろいろ調節していくのが楽しいです。
ORGANIC INDIAの記載されている淹れ方も、念の為紹介しておきます。
Use 1infusion bag per cup of just boiled water. Cover and steep for 5-10min.
1杯につき1袋使用。蓋をして5〜10分蒸らす。
しっかりめに抽出するのがよさそうですね。
感想
はじめは独特の味がするなーと思っていましたが、そりゃそうだ、緑茶や麦茶に慣れ親しんでいるとハーブ茶は独特に感じます。
それでもハーブのなかでも飲みやすい、万人受けする味じゃないかと思います。
ルイボス茶と同じくらいの頻度で飲んでいるかも。
大好きなお茶のひとつです。
ただし、アーユルヴェーダ的に分析すると、ピッタ(火)の要素を増やす作用があるので、飲みずぎるのはやめておいたほうがよさそう。わたしはピッタ強めなので、ほんとは飲み過ぎ注意なんですね…
アーユルヴェーダの体質診断については、やってもやらなくてもいいと思ってます。結局は自分の体に対する感性・感覚によるものだと思っているので。
でも興味がある方はぜひ自分の体質を調べてみてほしい。なーるほど!と思うようなことがたくさん見つかります。
ウェブで検索してみても自己診断できるサイトもありますし、わたしでよければ簡易的な診断をすることも可能です。ぜひ相談してみてくださいね。
さき