概要
産地: 南アフリカ ケープタウン北部 セダルバーグ(Cederberg)山脈
学名: アスパラサス・リネアリス(Aspalathus linearis)マメ科植物
ルイボスは一般名?ですかね。
アフリカーンス語でrooi(赤い)bos(灌木)という意味だそうです。
栄養素: カルシウム・マグネシウム・カリウム・リン・鉄などなど
期待される効果: 抗酸化作用、便秘・便性改善、抗ウィルス作用
カフェインの有無: なし
カフェインが含まれないので、妊婦さんにもよく飲まれるお茶ですね。
もうカフェインレスの定番と言ってもいいのではないでしょうか。
もちろん、子どもにもOK。うちの子たちも大好きです。
そして含まれる栄養素として、ミネラルが豊富、そしてバランス良く含まれているため、ルイボス茶を飲むだけでミネラル摂取できるところがとても魅力的です。
現代の食生活でミネラル不足は深刻です。ぜひ普段の飲食にとりいれたいところです。
そして、今回調べてみてはじめて知ったのが、産地が世界でもごく一部なことです。
南アフリカのセダルバーグ山脈でしか採れないため、とても貴重です。
過去に他の地域でも栽培が試みられたそうですが、どこも失敗に終わっているそう。
昼と夜の寒暖差が30度以上、日照時間が長く乾燥した土地で育つお茶(ほんとはマメ)。
南アフリカの厳しい土地がもたらしてくれる恵みに感謝です。
飲み方
一般にはティーバッグで売られていることがほとんどです。
カップにティーバッグを入れてお湯をそそぐもいいし、煮出してもOK
ひとつ覚えてもらいたいのが、ルイボス茶は熱を加えるほど抗酸化作用が増す、ということ。
なので、煮出す場合は沸騰して10分程度。
カップにお湯をそそぐ場合はすぐに口にするのではなく、できるだけ長い時間置いておくのが効果をより高める飲み方だと言われています。
アレンジとしては、ミルクティーにしたりレモンティーにしたり。
紅茶と同じように風味を変えることができるのが、いいですね。
個人的には、紅茶の代用としてルイボスでチャイを作れるのがありがたいです。
(カフェインが苦手なので…)
飲んでみて
よくルイボス茶はクセのない味でのみやすい、などと言われますが、わたしにとっては結構特徴のある味で、はじめは正直苦手でした…
ただ、慣れてしまえば気にならなくなります。
さっぱりとした後口、和食にも洋食にも合うので、食事を選びません。
暑い土地のお茶です。
そのため、身体を冷やす効果があると言われているので、季節によって飲み方や飲む量を調整するのがいいと思います。
わたしは、夏は冷やして量は気にせずゴクゴク飲んで、冬はホットで量は減らして飲むようにしています。というか、冬はほぼ飲まなくなります。やはり冷えは避けたいので。
こちらは、みなさんの身体の反応をよく観察しながら調整していくのがいいかと思います。
さき