こんにちは。安城市のヨガインストラクター さきです。
これを読んでいるときも、寝ているときも、食事しているときも、
みなさん、呼吸してますよね。
いつ何時も、それこそ死ぬまで。
赤ちゃんが産まれたときに「おぎゃあ」と泣くのは、人生でほんとにほんとの最初の呼吸。
羊水につつまれて酸素はへその緒から受け取っていた胎児が、外の世界で生きていくために必要な最初の試練のひとつと言われています。
生きていくためには必要不可欠なもので、だからこそ意識的に「呼吸しなきゃ」とは思いません。
ヨガの勉強をしていくなかで、また、パーソナルトレーナーの勉強をしているなかで、呼吸はとても大事なものだと教えられます。
呼吸は気分とつながっている。
緊張しているときは右鼻での呼吸が強くなっているそうです。
(そういうときは意識的に左鼻で呼吸するとすこしリラックスできます)
怒ったりイライラしているときは、呼吸は浅く・速くなっているはず。
呼吸はスタイルにもつながっている。
正しい呼吸をする、ただそれだけでお腹はへこんでくびれができるそうです。
呼吸は身体の動きそのものにもつながっている。
適切な呼吸のやり方で体は安定し、強さを生み出してくれます。
そして身体を安定させることで、柔軟性も出てきます。
きっと呼吸が果たしている役割はまだまだあって、こんなことを考え始めると自分の勉強不足を痛感してしまうのですが、ただ酸素を体に取り入れて二酸化炭素を吐き出しているだけではないんですよね。
難しいのが、「ちゃんと」呼吸しよう、と思って呼吸すると、身体に力みが出てしまうこと。
力みは呼吸の妨げになってしまいます。
意識下に置きながら、無意識のときのようにリラックスしていなければならない。
〜しなければ、という考えそのものがその邪魔をしているような気もしています。
ああ、難しい。。
開催するクラスでは、少しずつではありますが、この呼吸についての話も触れていきたいなと思っています。
少しずつ、無理なく自然なやりかたで、おひとりおひとりに馴染んでいってくれたらと思います。
*写真は2008年スリランカで出会ったおじさま。
南部の町ゴールで朝の散歩をしていたときに話しかけられました。
「毎日ここで体操しているよ!こんな感じで!気持ちいいよね!」とか言ったり言わなかったり…笑
念の為、お顔は少し隠させていただきました。
さき