こんにちは。安城市のヨガインストラクター さきです。
今日は冬至です。
北半球では一年のうちで一番日照時間が短い日。
太陽が最も遠く南側へ移動してしまい、おそく日が昇り、はやく日が沈みます。
わたしの練習は、早ければ4時台から始め6時過ぎには終えます。
練習開始は、かなり前から真っ暗なのですっかり慣れてしまいましたが、今日は練習が終わってもまだ暗く、東の空が薄く明るくなっている程度でした。
西南の空には少し欠けはじめたお月さまがいました。
(写真は今朝練習終わった頃の空です)
日本の冬至ではゆず湯やかぼちゃを食べるという風習があります。
それをアーユルヴェーダの見方をするとどうなるのでしょう。
まずはゆず湯について。
冬は寒く乾燥します。
アーユルヴェーダでいうと、ヴァータの要素が強くなるということ。乾燥して冷えて軽く硬くなる要素。うまくこのヴァータを調節していくことで、冬を乗りきる生活と体を保つことができます。
その対策として、もともと入浴することはとても効果的です。
そこにゆずをプラスすることで、ゆずに含まれるビタミンCをお肌から取り入れることができそうです。
ビタミンCには肌の保水性を高める効果があるため、こちらも乾燥対策にとても効果的なんです。
そして、かぼちゃについて。
かぼちゃも、ヴァータ・ピッタの要素を調整してくれる特性を持ちます。かぼちゃって火にかけたらあっという間にやわらかくなってくれますよね。きっと水分をしっかり蓄える働きが強いのだと思います。
自然の甘さとしっとりした食感が、冷え乾燥するこの季節で気持ちをほっとさせ、体もふっと緩んで安定させてくれることでしょう。
あらためて、旬の食材と古くからの慣わしには、ちゃんと理由があるんだと感じます。
とにかく寒い季節なので、着込む・あたためる等の冷えない対策は、もちろんとても大事です。
そこに「体の内部から熱を生み出す」ことも意識してほしいなと思います。
熱を生み出すこと自体にも当然エネルギーが必要になるので、やはり休むこともやはり大事。
負担にならない程度に体を動かし、しっかり睡眠をとって体を休め、日々の疲れを次の日に持ちこさないように気をつけましょうね。
季節の変化によるアンバランスにうまく対応して、健やかな体と生活を保っていきたいですね。
さき